耐震改修工事
- 2012-07-16
- 耐震工事
施工前
築36年の水回りのなかった離れに水回り1式を入れた介護リフォームと
耐震補強を兼ねた工事の紹介です。
物置として長年使われていたのもあり、物をどけると湿気やシロアリで至る所が傷んでいました。
施工中
床下のシロアリ被害もあったため、しろありの駆除、予防もして、床下の下地から一新します。
耐震工事にはGHハイブリット制震工法を採用しました。
真ん中の黒い機械が、地震で建物が左右動しようとする運動
エネルギーを熱エネルギーを熱エネルギーに変換し、揺れを吸収する
オイルダンパーです。
構造計算をしてこの装置を6か所バランスよく設置しました。
この制震工法は熊本地震でも効果が実証された優れた工法です。
耐震工事は各市町村も勧めており助成金が支給されるので、少ない負担での工事が可能となっており
当社としても勧めています。
最初の耐震診断、補強計画にも市から補助金がでるため、実質無料で計画までができますので、
興味のある方や詳しく知りたい方は当社までお気軽にご相談してください。
施工後
車いすを使用される方も住まれるので、玄関戸の開口寸法を広くとれる2枚引戸を採用しました。
今回のリフォームで介護保険も適応されています。
玄関横の土間収納
元々の10畳和室は6畳をフローリング、4畳を畳にして、
床の間だった所に2段の棚をつけて収納スペースにしました。
この洗面台は車いすの方が乗ったままでも使用できるようになっています。
テラスも木で頑丈につくりました(^^)v